●●●データ集計関係●●●
【単純集計】
回答者全体の中で、何人の人がその選択肢を選んだかを単純に比率で示すものです。
質問ごとにそれぞれの選択肢に何人が回答したのかを集計してそれを比率で表したもので、
主に全体の傾向をつかむために使用されます。
そのため性別や年齢などの属性別の傾向を知るには、クロス集計をする必要があります。
【クロス集計】
与えられたデータのうち、複数の項目に着目してデータの分析や集計を行なうことです。
1つないし2つの項目を縦軸に、もう1つの項目を横軸に表を作成して集計を行ないます。
【コーディング集計】
テキストデータを計量的に分析する際には、1つ1つの言葉よりも事柄・概念・カテゴリと
いったものの出現数を数えたい場合が多くあります。
そこで事柄・概念・カテゴリをコード化し、検索条件をコーディングルールとして定めて、
その条件に合致する文書にコードを与えます。
最終的にはコードの数を集計します。
【エントリー&ベリファイ】
入力原稿を1回目の入力を行うことをエントリー、エントリーで1度入力されたデータを、
別の入力者が再入力することをベリファイと呼びます。
同じ原稿をエントリー&ベリファイで、二人の人が2度入力することで、入力精度を高める
効果があります。
【自由回答】
質問に対して、単語や文章を自由に記入してもらう回答形式のひとつです。
この回答内容は回収後にコーディングを行い集計する場合もあります。
【アフターコーディング】
自由回答や選択肢の「その他」欄に自由に書き込まれた回答を、カテゴリーに分けてコード
番号に変換する作業のことです。
これにより定性情報を定量的にとらえることができます。
【属性】
年齢、性別、既未婚、職業、家族構成など、アンケート対象者の特性データのことです。
【データマイニング】
大量のデータを分析することでその中に潜む項目間の相関関係や法則性をマイニング(発掘)
すること、あるいはそのための手法です。